伊藤詩織さんへの性暴力訴訟 山口敬之氏による「同意ない行為」を認め「薬物使用」は真実性ないとした二審判決確定 最高裁が上告退ける

Jul 09, (TBS NEWS) - ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBSテレビ記者の山口敬之氏から性暴力を受けたとして、損害賠償を求めた裁判で最高裁判所はきょうまでに双方の上告を退け、山口氏が「同意がないのに性行為に及んだ」とした高裁判決が確定しました。

ジャーナリストの伊藤詩織さんが、2015年に当時TBSテレビの記者だった山口敬之氏と飲食した後に記憶をなくし、その後、性暴力を受けたとして、山口氏に1100万円の損害賠償を求めた裁判では、一審と二審で「同意がないのに性行為に及んだ」として、山口氏に対しおよそ332万円の支払いを命じる判決が出ています。

一方、伊藤さんが著書などで「山口氏にデートレイプドラッグを入れられた」としている点について、東京高裁は「真実性が認められない」と判断し、伊藤さんに対し55万円を支払うよう命じていました。

伊藤さんと山口氏の双方が上告していましたが、最高裁はきょうまでに上告を棄却し、これによって、二審の東京高裁判決が確定しました。

Japan Supreme Court upholds ruling for damages in Ito Shiori rape case

Jul 09, (NHK) - Japan's Supreme Court has upheld a high court decision that a former TV reporter must pay damages to a journalist who says he raped her. ...continue reading

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