【ナゾの“出産”】オリに1頭だけのメスのシロテテナガザル 「DNA鑑定」で父親判明

Feb 11, (日テレNEWS) - 長崎県佐世保市の動物園で2021年に生まれ、まもなく2歳になる雄のシロテテナガザル。実は、その誕生を巡って“ある謎”が残されていました。

子ザルの母親、モモは当時10歳。オリで1頭しか飼育されていなかったはずなのに、なぜか突然、赤ちゃんを出産したのです。いったい、父親は誰なのか?

当時、可能性を指摘されたのが、母親モモと隣接するオリやバックヤードで飼育されていた計5頭の雄ザルのうち、誰かが父親なのではないかというものです。

ただ、モモと雄ザルがいる獣舎の間には目の細かい網があるため、接触は難しいのではと考えられていました。

波紋を広げていた“謎の出産”。そこで2022年8月に動物園は父親探しに乗り出しました。雄ザルの体毛と便を採取して京都大学にDNA鑑定を依頼したのです。その結果、出産から2年がたち、ようやく、父親が判明しました。雄のアジルテナガザルで、当時32歳の「イトウ」だったのです。

A gibbon who lived alone in her cage had a baby. Japanese zookeepers finally know how

Japanese zookeepers believe they have solved the mystery of how a gibbon became pregnant despite living alone in her cage. ...continue reading

Home > Japanese