邪馬台国時代の有力者の墓か 吉野ヶ里遺跡の「石棺墓」ふたを開き墓の内部の調査始まる

Jun 05, (サガテレビ) - 吉野ヶ里遺跡で新たに見つかった邪馬台国時代の可能性が高い「石棺墓」について、県は5日、ふたを開き墓の内部を確認しました。有力者の墓と裏付ける副葬品が見つかるか注目されます。

吉野ヶ里遺跡では新たに、全長3.2メートルの石棺墓が見つかっていて、県は5日午前、重機を使って石ぶたを開けました。

その結果、墓の内部は土で埋まっていたものの、県によりますと「白い粘土で密閉状態にしていたことが分かった」ということです。

この石棺墓について県は、邪馬台国時代と重なる弥生時代後期のものとみています。

また、墓が見晴らしの良い場所に単独で存在し規模が大きく、ふたに「線刻」と呼ばれる記号が多数あることから、「有力者の墓の可能性がある」としています。

吉野ヶ里遺跡では最盛期とされる邪馬台国時代の有力者の墓がこれまでに見つかっておらず、“最大の謎”とされていました。

今後の調査では、有力者の墓と裏付けるための副葬品が見つかるかが注目されます。

Stone coffin opened at Yoshinogari site in southwestern Japan

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